医療法の改正により、薬局は、医療提供施設に位置づけられ、調剤を含めた医薬品の販売等にあたっての情報提供や相談体制の整備等、質の高い医療サービスが求められる時代になりました。若松薬剤師会は、今まで以上に、若松区医師会や若松歯科医師会、行政、地域団体等と連携をとりながら地域の住民が安心して薬の事を相談できる「かかりつけ薬局」づくりを推進しています。
地域においてはこのような活動を行っています
- 「元気でわくわく!若松健康セミナー」を開催し、薬や健康についての講演を行うとともに、相談コーナーを設けて日頃疑問に感じている薬や健康についてのご相談を受けています。
- 「若松衛生だより」等、行政や地域団体等の広報誌に情報提供を行い、薬の正しい使い方や健康情報をわかりやすく紹介しています
- 薬局の機能である「処方せん調剤」や「医薬品、健康食品、介護用品」の販売や相談はもちろん、「介護保険・健康日本21」案内所事業として、会員の薬剤師が常駐する薬局でも介護保険の正しい知識を普及する窓口として案内事業を行っています。
- 皆さんが休日や夜間等緊急の際に利用する「救急医療」への対応のため、会員の薬剤師が「夜間・休日急患センター」「休日急患診療所」に出務し、地域の救急医療の充実のために協力しています。
地域の学校ではこのような活動を行っています
- 会員の薬剤師は、保育所や幼稚園、小・中・高等学校の「学校薬剤師」として、プールの水質検査や保健室薬品、給食室調査、理科室薬品の整理、水道水の水質検査等を行っています。また、児童・生徒の薬物乱用防止や正しい薬の使い方等の啓発に努めています。
行政や若松あんしんネットワークとの連携
- 会員の薬剤師は、「ふれあい昼食交流会」「地域ケア研究会」「区民医学講座」等、行政や地域団体の依頼による講師派遣、「市民センターを拠点とした健康づくり事業」や「介護保険や健康づくり部会」への委員派遣、「若松探索ネットワーク」「子供SOS情報」「ふれあいネットワーク」など地域住民の見守り、ふれあい、支えあいのための情報の共有等を行っており、住民や行政、地域団体との交流を深めながら、地域に根付いた信頼される若松薬剤師会を目指した活動を行っています。
その他
- (社)若松薬剤師会・会員は「若松地域ケア研究会」、お薬の相談窓口として医師会主催の「成人病検診」にも参加しています。